能楽鑑賞などなどの記録。  
"FORM"

これってつまり、「翁」と「三番叟」をやりますってことなのかな?

まさかの弓矢立合とか・・・?

オシャレだけど、萬斎さまの三番叟フォームの情報量だけが溢れたwサイト☆

 

2017年1月2日(月・祝)〜1月3日(火)  東京国際フォーラム

"FORM"

http://j-cf.jp/form/

 

 

2020年は、萬斎さまも総合演出どうですか、とか言われたらやりたいだろうな〜。
庵野秀明は、お祭りの演出するようなタイプでは無さそうだし。。。

ひとまずキヨが翁で、萬斎さまは三番叟がデフォルト、に一票でっす。

 

 

 

 

 

 

posted by kuriko | 00:26 | FYI(能・狂言) | comments(0) | trackbacks(0) |
タビ

DSCN2803.JPG

 

やっぱり旅はいいな〜。。。

またどこかに行きたい。。

 

今日ひさびさに千駄ヶ谷行ったら、能楽堂の背後(遠方)から花火が上がって、びっくった(笑)。

 

 

posted by kuriko | 00:23 | 番外 | comments(0) | trackbacks(0) |
第二回 下掛宝生流能の会

仕舞
大蛇 片山九郎右衛門
    宝生欣哉

 

連吟

   野口能弘
   野口教弘
   野口塚弘

 

仕舞
遊行柳 梅若玄祥

 

狂言
月見座頭
シテ 山本東次郎
アド 山本則俊

 

紅葉狩 鬼揃
シテ 観世銕之丞
ツレ 観世淳夫
   浦田保親
   味方玄
   谷本健吾
   川口晃平
ワキ 宝生欣哉
   大日方寛
   館田善博
   森常太郎
   殿田謙吉
アイ 山本則秀

   山本則重

 

大鼓 國川純
小鼓 曽和正博
笛   杉市和
太鼓 観世元伯

 

地頭 梅若玄祥


※2016年8月10日(水) 宝生能楽堂にて。

※すみません、時間の都合により、「紅葉狩」以外は何も拝見しておりません。。

 

というわけで、第二回下掛宝生流能の会に行ってきましたぁ〜!

 

まずは一畳台に、お山の作り物が登場。赤銅色の引き廻しが印象的です。緑の葉の屋根に、紅葉した葉も散らされています。秋の景色ですね。

 

この曲の面白いところは、シテたちが先に登場して、ワキたちが来るのを待ち受けているところ。秋の風景の中に女たちが次々に現れます。先頭のてっつん黄金色の唐織、続く女たちも色取りどりの装束で華やかです。


そしてずらりと居並んで響かせる力強い謡声は、女たちの正体を匂わせるのですが、紅葉狩というのに、うっすらと憂いを身にまとっているような、明るく、楽しんでいる様子がないところも印象的でした。杉市和の笛の音色が、美しいのだけどどこか寂しい秋の夕暮の風情を醸し出します・・。

 

女たちがてっつんを頂点に、三角形のフォーメーションを取って並ぶとと、キリリと強い鋭さが出る。今回、地謡もよかった。シテ方がしっかりしていないと、ワキ方も引き立ちませんからね。

 

さて、ここに欣哉たちの登場です!

 

掛素襖ふうに着つけた長絹に、白大口の騎馬の態です。勢子たちを連れ、弓矢を手にしているのが凛々しい。非常に気合いの入った勇ましい様子で、しかし意外とチョコチョコ動くのは、馬の落ち着かない様子を表現しているのでしょうか。

 

案の定、不思議なことに、山の中で思いもかけない上臈たちが宴を開いている様子・・。

 

欣哉維茂は、太刀持ちに女たちの素性を訊きに行かせるのですが、アイが面白おかしくはぐらかして名乗りません。

 

弓矢を外し、馬から降りた態で、ワキはそっと舞台を行き過ぎようとする。宴の興を削がないようにと、優しい心遣いです。(ワキツレたちはここで切戸口から退場。)これを、驚いたことに女主人のてっつんが、立ち上がって引き留める。

 

つつつと近寄って、そっと袖を掴んでくるシテに、『ええええっ!ドキーン!』とした欣哉の表情が可愛らしい。
(閑もこういうの上手かったなぁと、閑のことを思い出した。)

 

魅入るように欣哉の顔から目を逸らさないシテ。非常に色っぽいのですが、重く冷ややかな趣きもあって、山の神に出会ったしまった怪異というか、まさしく肝の冷える超常現象を思わせます。欣哉もまるで催眠術にかかってしまったかのように、後ずさりして思わず腰を下ろしてしまう・・・。そこに、あっつんがすかさずお酌に廻っています。

 

そして飲酒戒のクセのあたりで、今回の目玉として、ワキが立ち上がって舞い始めます・・!本当に、魔術に引っかかってしまったんだなぁ・・・という感じ。意外なことに、ツレ美女二名も立ち上がって一緒に舞い、絢爛たる紅葉の魔境の踏み込んでしまった維茂を思わせて、なかなか面白い光景でした。

 

シテ方とワキが一緒に舞っているところは、他に観た覚えが他にないカモ・・・?
(闘っているところはよく観るけど。。)

 

欣哉はかなり緊張しているような雰囲気で、ワキの欣哉が一人で舞っても、無骨な殿方が興に乗って舞う姿で、それはそれで趣きがあって、よかったんじゃないかな〜?という気もしたけれど。

 

つづいて、残り(?)のツレ二名も舞い、さきほどから宴の様子をじっっと見守っていたシテも、ついに舞います。憂いを秘めた舞いっぷり。

 

しかし、欣哉維茂は扇を枕に寝入ってしまっています。シテは舞うのをやめて、ワキが眠っているのを静かに見つめる・・。かと思うと、ここで急ノ舞が入って、激しい舞姿でシテはその正体を突如として明かします。


シテはやがて作り物の影に消えていくのだけど、この時、一畳台の上に立つ姿が山と同じ大きさになったかのように観えて、見応えを感じさせました。女たちもゆっくり、静かに消えていきます・・。

 

爆睡・・・といった感じの維茂の夢の中に、八幡神の遣いが現れ、太刀を授けてお説教です。(当然ですわな。)ぶはっと目覚めた維茂は、後見に手伝ってもらって、上着と烏帽子を取って、厚板に大口、そしてハチマキの、の凛々しい戦闘モードにヘンシン。

 

橋掛りに現れた鬼女たち、一斉に被きを取る姿が壮観です。そして、ツレ鬼たちは赤頭に鱗箔、赤い大口なのだけど、作り物の影から現れたシテだけは、紺地の厚板?に緋の長袴、そして黒頭なところにリアリティがあって、色彩的な妙を感じさせます。それにツレ鬼たちの動きもかなり揃えてあって、事前の申し合わせの入念さを感じさせました。

 

ところが、「維茂少しも騒がずして・・」と、シテとワキがむんずと取っ組み合いになり、跳び安座してあっさり負けてしまうと、ホントに『ぴゅ〜!』という効果音がつきそうな感じで、ツレ鬼たちも一斉に逃げちゃう。

 

そして、天晴れ勝利したワキが橋掛りを行く時は、シテもその後ろを長袴を引きずりながらトボトボとついていきます。可笑しいと言えば可笑しいし、御作法とはいえ、この光景にはいつも、シテは切戸口から消えたほうがいいのでは?とも思うのだけど、退治したその後も、平維茂の背後には鬼がついて歩いていたのかと思うと、ちょっと怖いですね。。

 

会の終わりには、宝生閑のために追加が謡われ、万法皆一如なる実相の門に入ろうよ ・・と「東岸居士」の一節だったようです。平維茂も、戸隠山のオニも、同じようにいつかは成仏できたのか・・と思えば、なんだかしみじみともする。

 

 

 

 

 

 

posted by kuriko | 07:28 | 能・狂言 | comments(0) | trackbacks(0) |
さすがに

 

さすがに再開するタイミングを完全に失いそうなので(笑)、久々にアップします☆

 

なんだかホントに時間がなくなってくると、朝起き抜けに、そうだ、あれ買っておかなくちゃといきなりAmazonで買い物とかしたりして、で、「これ何なんだっけ?」みたいなものが届いてたりする・・・。(それもいくつも。。)ちょっと自分がコワイ。。。

 

萬歳楽座は来春に延期ですか。。

まぁそうだろね。

 

次回は、「下掛宝生流能の会」の感想で〜す。(たぶん。)

 

 

 

 

posted by kuriko | 22:30 | 番外 | comments(0) | trackbacks(0) |
又吉直樹 「夜を乗り越える」

 僕は芸人になった一年目からライブする時、「お母さんとかバイト先の店長とか呼ぶなよ!」と同期の芸人に言っていました。チケット売れなかったら買い取りになるから、みんなすぐに楽して身内を呼ぶんですよ。三年目くらいになるとお客さんが少しづつついてくれます。毎日来てくれるお客さんに感謝はしていますが、そこに依存して百人くらいのお客さんを十組くらいの芸人で何か月も取り合っていたら、それはもう百二十人くらいの大家族なんです。世間からズレた独自の笑いの進化を遂げて、「おもんない」が「おもしろい」になってしまったりするんです。もはや進化ではないですよね。

 

(本文より)

 

 

2016年に出版された本。最近の読書テーマは、「売れてる本を読む」にしています。

 

私が又吉直樹の文才に驚愕したのは、彼の小説ではなくて、中村文則の小説の文庫版に寄せた、「解説」の一文を読んだ時でした。
(←いちおう言っておくと、「火花」よりも前です。)

 

この本でも詳細に著されていますが、とにかく読書量と思考量が半端じゃ〜ないうえに、いくら太宰大好き人間だからって、「人間失格」を年に一度必ず読むことにしている・・、なんていうのは、マトモじゃ〜ない(笑)。だけど読む側の経験値が増すにつれて、感じ方も変わってくるというのはそうかもね。。

 

太宰というと、う〜ん、私は「斜陽」は好きかなというレベル。。
(←冒頭に出てくる「グリーンピースのポタージュとおむすび」の朝食セットは私も作ったことがあります。。笑。やったことのある人は多いらしい。。)

 

『ふだん本を読まない人のための本』とことわって、著者の生い立ちや、文学との出会いのこと、人はなぜ本を読むのかということ、オススメの紹介等もあって面白い本でした。

 

引用の一文は、どこの業界でも似たようなことって起こるんだな・・・と思って(笑)。能楽の場合は、「お母さん」はデフォルトとして、「バイト先の店長」が登場するのかどうかは分かりませんが・・。

 

ただ、そいだけ。。

 

 

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posted by kuriko | 23:53 | 読書(能・狂言) | comments(0) | trackbacks(0) |
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